どーも(^-^)/岡本です。
またまたやっております。
前回の素人の僕がCNCフライス盤で金型を作った記録#4の続きです。
こちらはオカモトラボのプラスチック射出成型のカテゴリページです。
どーも(^‐^)/岡本です。
僕はおよそ2年前、手押しでプラスチック製品を作る機械「射出成型機」をアメリカから個人輸入しました。その時はプラスチックの材料(ペレット)の入手にも苦労するくらいで、更に手押しのプラスチック射出成型をしている人(それもネットで発信している人)は皆無で、情報が無くてとても苦労しました。
どーも(^-^)/岡本です。
最近、当ブログに「個人向け射出成型」で検索して来られる人が急に増えていまして、個人で射出成型の時代が来ているのかもしれません。
そしてちょうど先日、オリジナルマインド様へお邪魔させて頂き、今度オリジナルマインド様から発売される個人向けの卓上射出成型機を触らせていただきました。
その時の使用感などを、
僕が使っているLNSテクノロジーズ社製の「PIM-SHOOTER 150A」と比較しながらレビューしたいと思います。
どーも(^-^)/岡本です。
これまで「緊急用ホイッスルカード」を射出成型(溶かしたプラスチックで形を作る事)をしようと挑戦していましたが、
何度やっても出来なさそうなので、
プロトラブズ様(http://www.protolabs.co.jp/)というプロの射出成型の会社様にお願いしました。
僕みたいな個人でも引き受けて下さる神サービスです。
素人の僕がCNCフライス盤で金型を作った記録#1の続きです。
どーも(^-^)/岡本です。
前回、CNCフライス盤でジュラルミンを削った金型に、ポリプロピレンを射出成型してみましたが、
この様に、金型にプラスチックが充填せず失敗してしまいました。
「スプルー」と「ランナー」と呼ばれるプラスチックの通り道は、プラスチックで満たされていますが、
製品となる部分にはほとんど届いていません
恐らく製品と通り道の境目にある「ゲート」と呼ばれる部分が狭過ぎたのではないかと思い、
再度、金型を削り出してみることにしました。
はい。出来ました。
今回のポイントは左の金型の上の部分に切れ込みを入れている事です。
金型を合わせるとカッチリと噛み合うので、開く時に苦労します。
金型を開く時にはここにマイナスドライバーを入れて抉じ開けてやる算段です。
金型を合わせると、
インカの石積の様にピッタリと噛み合います。
また、
プラスチックが金型の中で冷めると流れが悪くなりますので、
今回は左のコンロで金型を加熱して、すぐに右の射出機で射出してみます。
結果がこちら。
前回よりは幾分改善されましたけどね。まだまだ全然でした。
残念ですが今回も失敗です。
正直な所、万策尽きました。
とりあえず今回はこんな所です。また(^-^)/
——
(追記)
先日Proto Labs(プロトラブズ)というサービスを見つけまして、
CADで製品のデザインを作って、プロトラブズ様へ送ると金型を作って量産してくれるサービスです。
(切削加工もやってもらえるみたいです)
CADのソフトは無料の物とかもありますので、自分でデザインしたオリジナル商品の量産とか、
個人メーカーとかそういうのを目指している方には凄く良いんじゃないでしょうか。
さらに、
製品のデザインする時には、色々と気をつけないといけない事がありますが、
そういう事を分かり易く学べる教材が、なんと無料でもらえます。
と言うわけで、僕も早速「デザインキューブ」、「コストが分かるスマホスタンド」、「金型ミニチュア模型」の3つを申込みまして、その教材が届きました。本当に送料も含めタダでした。
こちらがデザインキューブという教材です。
袋の中には
プラスチック製品のデザインにおいて注意するべき事や参考になる事が満載されています。
プラスチックの薄い部分を折り曲げて(リビングヒンジ)、サイコロ状に出来ます。
他にも例えば、
この写真の厚肉と書いてあるデッパリはうっすら凹んでいます。対してその隣の肉抜きと書いてあるところは凹んでいません。
厚肉の部分は中まで樹脂で、肉抜きの部分の内側は空洞になっています。
樹脂が分厚い部分は、樹脂が冷える時に収縮して凹んでしまう「ヒケ」という現象が起こり易いそうです。
こういう事を実際に見て確認できます。勉強になりますね。
こちらは表面仕上げの見本ですね。
左上は金型を削った時の工具の跡(ツールマーク)がプラスチック製品にもコピーされて横向きの線が見えます。(反射して見えにくいですが)
右上は研磨されていて少しツールマークが消えています。
金型と金型の隙間にプラスチックが流れ込む『バリ』がここに。
これ以外にも、
こちらはスマホスタンドです。コストを出来るだけ安くする方法などが書かれています。
更に、
金型のミニチュア模型です。
解説の小冊子も同封されていまして、
パカッと開くと、専門用語が書き込まれていて金型の仕組みがわかります。
プロトラブズ様は大ロットから小ロットまで対応して下さいますし、僕もネットで見積もりを取ってみましたが滅茶苦茶早かったです。
あとインターネット上で完結するって言うのも良いですね。
何かお願いして面白い物を作ってみたいなと思っています。
とりあえず、今回はこんな所です。では(^-^)/~
——
追記
プロトラブズに見積もりを取ったら、
こんなパズルも貰えました。
すべての部品が別々の種類の樹脂で出来ています。
説明書も付いているので、色々な樹脂の特性とか見た目がよく分かります。
どーも(^-^)/岡本です。
先日、アメリカからプラスチック射出成型機(The PIM-SHOOTER™ Model 150A PLASTIC INJECTION MACHINE)を個人輸入した話の続きです。
プラスチック射出成形機とは、金型に溶かしたプラスチックを圧力をかけて流し込んで、プラスチック製品を作る機械です。
金型の作成はCNCフライス盤という加工機を使う予定ですが、
今回は、
射出成形機に同梱されていた、サンプルのカエルのルアーの金型を使って試し射出成形してみました。