「學天則(がくてんそく)」とは、昭和の初め大阪で作られた東洋初のロボットである。
空気を動力にしているため「プシュー」という音を発しながら、生きている人間のように動いたという。
・
・
・
・
新型コロナウイルスのため外出ができず、前回にひきつづき海外ドラマを見ている。
そのドラマにはエド・ハリスとアンソニー・ホプキンズが出てきて、でアンソニー・ホプキンスがロボットを開発していた。
ロボットといえど、いわゆるロボット然としたロボットではなく、人間そっくりなロボットだ。
ドラマを見ていたらなんだか僕もロボットを作りたくなってきた。
こういう大変な時こそ新しい事を始めるチャンスだと思う。どうせ作るならアンソニーホプキンスが作っていたような。
まずはパソコンで設計図を書いていく。
一番最初に作り始めたのはまぶたのパーツ。
そして眼球だ。
調べてみると人間の眼球は直径約24cm。目が大きい人も小さい人も眼球の大きさはほとんど変わらないらしい。
思った以上に小さい。
このサイズにカメラや、眼球を上下左右に動かすモーター、まばたきするモーターを入れる。至難の業だ。
人間の体は本当によく出来ている。
そして、ロボット作成のために光造形3Dプリンタを新たに購入。
いままで普通の3Dプリンタは持っていたが、光造形のほうが制度が高い部品が作れるそうだ。
光造形3Dプリンタのほうが面倒くさいと聞いていたが(実際ちょっと手間があるが)、こちらの方がデバイスとしての完成度は高い気がする。
これから3Dプリンタを買おうと考えている人はぜひ光造形3Dプリンタを買った方が良い。
3Dプリントした眼球パーツ。
まぶたのパーツと合わせた。
…まだまだ先は長い。
第2回に続く。