先週(5月12日)もコミティア参加のため東京に行き、興奮冷めやらない中、今度はデザフェスの参加で2週連続で東京ですよ。なんというブルジョアジー。
実は元々今回のデザフェスに参加希望だったのですがデザフェスには落選してしまい、だったらとかねてから気になっていたコミティアへ応募しました。
しかしコミティアに当選後、落選したはずのデザフェスは急遽キャンセルが発生して繰り上げ当選、2週連続東京へいくという金銭的にも肉体的にもなかなかハードなスケジューリングになってしまいました。
こういう事はなぜか重なるのです。
再び寝台特急に乗る
そして今回もまた朝早く着きたかったので寝台特急です。2週連続で寝台にのるなんてなかなか無い事では?
前回が「ソロ」(乗車券+特急券+6480円)という部屋(席)だったのに対し、今回はワンランク上の「シングル」(乗車券+特急券+7560円)という部屋にしました。いろいろ試してみたかったので。
シングルまで行くとまあまあ高いですが、新幹線で前日入りしてホテルに泊まるよりはお得かなと自分を納得させます。
シングルはソロより豪華です。布団もフカフカ。
そしてあの息苦しいくらいの圧迫感がない。
どうですか皆さん、広々ー。天井が高っい!
ちなみに前回のソロは
こんな感じでしたからね。
要するにソロは上下2段になっていて、電車の高さを半分づつ、さらに上の人用に階段があったのです。一方シングルではソロ2人分を1人で使えるのです。
カタゴトと線路の音が少々うるさいのをのぞけば本当に快適で、ここに住めるんじゃないかと思うほど。ソロの倍のスペースにも関らず1100円くらいしか変わりません。
この寝台特急にはノビノビ座席という安い(乗車券+特急券+520円)席もあります。ノビノビ座席はシングルやソロと違って個室ではなく、一応区切られているものの雑魚寝みたいな形。床は硬そうです。
なお僕が僕のシングルへ行くにはノビノビ座席を通らなければならず、
「あ、僕、高いシングルの客なんで」
とブルジョアジーな雰囲気を醸し出してしまいます。
ノビノビ座席は学生さんなど若者に人気のようです。
その中に混じって、かなりご年配の上品なご夫婦もいらっしゃいました。
学生だったら安い席で貧乏旅行でも楽しそうですし絵にもなります。
ただ結構な年配の人だと床も固いでしょうし、元気な若者にまじって大変そうです。…今回、僕がちょっと良い席だったから余計になんだか申し訳ないような…。
当人たちは安くて良いと自分で勝手に決めただけなんでしょうけど。
デザフェス
そしてデザフェスです。いつも通りHicarxi Badgeを売ります。
先週のコミティアの時は一部の荷物を宅配便で送ったのですが、今回は全部リュックに詰めて来たのでとにかく重い。
僕モチベーションとしては、「自分が作った作品を売りたい!」というより「帰りの荷物を少しでも軽くしたい!」が勝っていました。正直なところ。
しかし11時に開場になり1時間くらい全く売れない時間が続きます。全く売れなかったイベントも多かったので、その悪夢が蘇り首筋が寒くなります。
立ち止まってくれる人がまずいないんです。
「2分で良いから話を聞いて!面白いから!」って念じます。
そんな中、奇特な方が立ち止まって説明を聞いてくれると、ここぞとばかりにアプリで書き換えをデモします。
書き換えができると「おお!すごい!」みたいな最高のリアクションが返ってきて、そうすると他の通りすがりの人も「なんだなんだ」という形で興味を示します。お客さんがお客さんを呼ぶ。人だかりできます。
そんな感じで12時から少しづつ売れ始めましたが、いったんお客さんが途切れると途切れっぱなし。
観察しているとお客さんはほとんど商品を見てません。
- 人だかりができているか
- 売っている人(売り子)
- 商品を含めたブースの雰囲気を一瞬
これらを1秒も見ずに判断していると感じます。
売り子がかなり重要だと思いました。デザフェスでは特に。
あ、あと例の記事は結構Twitterやはてなでも拡散していただきましたが、お客さんで知っていた人は2人くらいでしたね。
Twitterでバズって(話題になって)も所詮コップの中の嵐なんだなあと。あといろんな方がブースに遊びに来てくれてありがたかったです。(名前を載せてよいのか分からないので割愛しますけど)
同じ秋葉原のラジオスーパーに出展しているおばけパズルの方々にお誘い食事をご一緒させていただき、フライドポテトの食べ比べもしました。