鼻の穴皿が雑貨大賞ファイナリストに選出されたので複製を作った話

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どーも(^-^)/岡本です。

以前、ひじき用鼻の穴皿を作成しましたが、その「鼻の穴皿」を「雑貨大賞 Supported by Village Vanguard × 慶応義塾」というアワードに応募した所、なんとファイナリストに選出して頂いたとのご連絡を頂きました。

応募の時には写真を送ったのですが、二次審査を受けるにあたって現物を送って下さいとのご連絡を頂きました。

どんなアワードもそうだと思いますが、送った物は基本的に返ってきません。

せっかく作った物なので手元に持っておきたいと思い、複製を作って送る事にしました。(今回も前回に引き続き、自作フィギュアを作っている先人の方々のやり方を真似させてもらいました(-人-))

現物送付の締め切りは一週間後です。

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まずはMr.型取りブロックを用意します。これは単純にブロックです。型を取りたい物の大きさで枠を作っていきます。

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続いてMr.シリコーンという薬品?を用意します。これは大きい方の液に小さい方の液を混ぜると固まります。

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分量を量って、混ぜて流し込みます。勢い良く流し込んだら気泡が入ってしまうので、割り箸の先を使ってゆっくりと流し込みました。ゆっくり流し込んだつもりですが、気泡がたくさん浮いてきます。この状態で一晩(8時間)待ちます。

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8時間経ったものがこちらになりまーす。

というか、朝起きてみると、完全に固まっていました。固めのコンニャクみたいな硬さです。Mr.型取りブロックを外していきます。

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取り外すと中から原型が見えるので取り出しました。

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原型を取り出した型に、レジンキャストを流し込みます。こちらも2つの液を混ぜると固まります。

最初黒色でしたが、固まるにつれて灰色に変わっていきます。レジンキャストはあっという間に固まります。固まる時に熱を出すみたいで、熱々です。

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出来ました。右が原型、左が複製した物です。まったくの瓜二つ。ちょっと気泡が出来ていたのを埋めて、再度ヤスリ掛けをしました。

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色を塗るの作業は、ダンボールと新聞紙で作った机、通称「オカモトラボANNEX」で行います。このダンボールの机は高さが絶妙で作業しやすいです。

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なかなか乾燥せず、締め切りに間に合わなくなりそうなので扇風機で強制乾燥させます。

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右が原型、左が複製です。複製の方が形が良かったので、複製の方を送ります。

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最初に作った物より更につるつるで、形も良い物が出来た気がします。これを二次審査に送ります。

鼻の穴皿を渋谷パルコで展示して頂いた話へ続く。

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