どーも(^-^)/~岡本です。
タイトルの通り、3Dスキャナーを買いましたという話です。
購入した理由と今後の活用は後で書きますが、まずはレビューから。
レビュー
外箱はこんな感じ。値段としてはおよそ7万円くらいでした。
箱を開くとこんな感じで、本体と説明書とアクセサリが入っています。
本体はこの様にオシャレですね。意外と存在感はあります。
開くとこんな感じです。黒い丸がターンテーブルです。
使うにはまず専用のソフトウェアを下記のURLからダウンロードします。
https://matterandform.net/download
インストールが済んだら、3Dスキャナに電源とUSBケーブルを接続します。
電源ボタンは後ろのこれです。
置いた場所の明るさによる誤差の調整が必要らしいです。白黒の市松模様が描かれた板をスキャンします。
それが済んだらスキャンが可能になります。
そしてなぜか同封されていたカエルくんをサンプルで読み込んでみる事にしました。
スキャンが開始されるとターンテーブルが回転しながら形状を読み取り、パソコン上の画面に少しづつ形が出来ていきます。
ちなみにこの工程はかなり時間がかかります。
読み取った形状はこんな感じ。
別角度から。
という事で、個人的には十分な実用に耐えるくらいの精度で読み取れてると思います。
こういう海外製のニッチで高額な機械を購入すると、ちゃんと動くかが一番心配ですが、さしあたり問題なく動いている様なので安心しました。
こういう便利な機械が使える様になるのは、ゲームで新しい魔法を覚えた様な感じです。
使える魔法が増えると色々な事に応用が出来るかもしれないので楽しみです。
購入した理由と今後の活用
つづいて順番が前後しますが、僕がこの3Dスキャナを購入した理由と今後の活用について。
僕は下手の横好きで、粘土を使って造形をしたり、3DCGによる造形をしたりしています。
それらは用途に合わせてどちらかを選択し、それぞれ別々の作業になっていました。
以前商品化した「鼻の穴皿」や「流れる醤油皿」を作った時には、粘土で形状を作りましたが、
その理由としては、お皿には、手触りや、汚れが洗いやすい事が重要で、その様な形状を直感的に作るのは粘土が向いているからです。そして最終的にはヤスリでかなり細かいところまで形状を突き詰めています。
しかし、粘土で原型を作った後、実際に「焼き物」として皿にする時には、焼き上りの収縮を逆算して数パーセント大きな原型を作らなければなりません。
拡大縮小を粘土で作るのはかなり難しいですが、3DCGであれば比較的簡単です。また、左右対称な形状も3DCGの方が簡単です。
そのような理由から、造形をより自分のイメージしたものに近づけるためには、粘土造形と3D造形を相互に補完できる3Dスキャナが欲しいなぁと思っていたのですが、ついにその夢がかないました。金額は安くはありませんでしたが。
という事で今後、デジタル(3DCG)とアナログ(粘土)の相乗効果が発揮できたら良いなと思ってます。
とりあえず今回はこんな所です。では(^-^)/~