どーも(^-^)/岡本です。
今回は、プラスチック射出成型での作成を目指している「緊急時にホイッスルになるカード」を、3Dプリンタで作成してみた話です。
そもそも、この「緊急時にホイッスルになるカード」は、折曲がる(ヒンジ)構造があるので、3Dプリンタでは作る事が出来ません。
そのために、プラスチック射出成型にて作成していた物です、
しかしながら、色々と検証しなければならない事がありまして、検証の為、3Dプリンタで出力してみる事にしました。
ただ、僕は3Dプリンタを持っていませんので、3Dプリンタで出力してくれるサービスを利用しました。
CADのデータを送るだけで良いので簡単でした。
初めて3Dプリンタの出力サービスを利用しましたが、意外と安くて3000円位で作って貰えるのですね。
そして、
届いた物がコチラ。厳重に梱包されていました。
僕は3Dプリンタで出力された物を触るのは初めてかも知れません。作品を見たことはありましたが。
袋から出すとこんな感じです。
意外といいですね。3Dプリンタで出力した積層のシマシマ模様がありますけど、製品としても遜色ないです。
あえて言えば、写真では分かり難いかも知れませんが、少し反りがある様です。
あと、普通のプラスチック製品には無い、形容が難しい強い臭(にお)いがあります。なんでしょうね。あえて言えばベンジン系みたいな臭いです。
そして、このカードは折り曲げる事によりホイッスルになります。
早速折り曲げてみましょう。
はい。想定通り割れました。
3Dプリンタは積層で形を作りますから、曲げる前に割れてしまいます。
ヒンジを作る事は出来ませんね。
割りながら折り曲げていき、ホイッスルにするとこんな感じです。
反りが有るので、隙間から空気が抜けます。
指でしっかり押さえて空気が漏れない様にすれば、音はなりました。
一応、これで検証はOKです。
現場からは以上です(^-^)/~