どーも(^_^)/~岡本です。
今回はちょっと自戒のために書いておく内容です。
僕の本業で、以前は関わっていたけど、今はほとんど関わっていない業務があります。
先週、その業務が他社のパテント(特許)を侵害しているかもという話題がでていました。
その他社のパテントというのが三年位前に出願され、最近になって承認されたものですが、
以前関わっていた時に、僕がほぼ同じアイデアで出願していました。
(実際の手続きはプロの弁理士さんにお願いしてました。)
そして、なんと、僕の出願の方が早かったのです。
その差、たったの二週間。
ちなみに僕が出願した方は審査請求(特許として認めてくれ)をしてません。
その後、僕がかつて関わっていた業務は、出願した手法は使わなくなり、僕も関わらなくなりましたが、
元の手法の方が良いと手法を戻したらしいのですが、後からの出願の方が認められ、ちょっと困っていました。
たとえ僕の方が審査請求してなくても、日本では先願主義で、後から出願された物が認められるという事は通常は無いです。
なぜ他社の出願が、後なのに認められたかと言うと、他社の出願は範囲を絞っていたんです。
僕の出願では、その絞った使い方も想定していたのに、文書内で言及してなかったのです。
考慮が足らなかったという事につきますが、後悔先に立たずです。
当時、弁理士の方も認められる可能性は低いと言っていましたし、僕もそう考えていましたが、話の持って行き方によって権利になるというのはある意味勉強になりました。
具体的には避けますけど、
有名な発明で『消しゴムがついた鉛筆』がありますが、
鉛筆も消しゴムも元々有った物ですが、それを組み合わせたという所が革新的で有名な発明です。(似た考え方にラジカセ(ラジオ+カセット)や音楽プレーヤーになるUSBメモリとかも)
これで例えて言うと、
僕は鉛筆に消しゴムを付ける事を考えていたけれど、権利化は難しいと思い「消しゴムをくっ付ける金具」で出願。
他社のは「『鉛筆に』消しゴムをくっつけて書いたり消したり出来る」という出願だったという感じです。(上手く例えられてるかな…)
消しゴムをくっ付ける金具は鉛筆を想定していたので、文章内に少しでも「鉛筆」に言及していれば後の出願は認められなかったと思います。
その出願した他社というのは、某大企業と聞いたことないベンチャーでしたが、
某大企業は僕にとって因縁浅からぬ相手だったので、どうせなら邪魔してやりたかった(笑)
それが1個目。
そして、これも具体的には避けますが、このブログのどこかにある僕が以前作った物と、凄く似たアイデアがTwitterでめちゃくちゃバズって(話題になって)いるのを先週見つけました。
完全に同じっていう訳では無かったし、あちらのアイデアの方がより洗練されたアイデアだのですが、
僕はあまり見ている人がいないこのブログに書いただけなので、これも然るべき場所にリリースを出していれば…と悔やまれます。
これが2つ目。
しかし、
そうかと思えば、「原寸大・実物大」のウェブサービスを作った時には、プログラミングコンテストで「似たアイデアを考えていた」って言ってくださった人もいました。
アイデアを出すことも大切ですが、その次の行動にどう繋げるかっていう事も大切だな…と、
ここ数日で認識したという話でした。
今回の事を戒めに、また新しいアイデアをドンドン考えて、先んじて進めていこうと思っています。
その内の一つは年内に終わるかも厳しい感じですが、今までとは全然違う事にも挑戦しています。
ではここで、有名な水戸黄門のテーマ(2番)を。
人生勇気も必要だ
挫けりゃ誰かが先に行く
後から来たのに追い越され
泣くのが嫌ならさあ歩け
深いですねぇ。
今回はこんな感じです。では(^-^)/~