Hicarix Badgeの次の新作開発

標準

人間って世界にちょっとした影響を与えたいんじゃないか。

でもそれは言葉ほど大それた話ではなく例えばモノを触って動かす、みたいなそういう些細な世界への影響のこと。

まだ公開する準備ができてないので抽象的な話になるけど、新作を作っている。

前作Hicarix Badgeから学んだこと

当ブログを読んでくれている人には繰り返しになるが、僕は↑このHicarix Badgeというハンドメイドのガジェットを作っている。

Hicarix Badgeは専用アプリで光るパターンを作って転送するとその通りに光るバッジだ。

Hicarix Badgeの開発は「人々は個性を表現したいと考えている」と仮説を立てた事に始まる。

結果的に完成したHicarix Badgeは好評だった。

8年くらい経った今でも手に取ってもらえている。やっぱり多くの人は個性を表現したいのだと思っていたが、人々の反応をよく観察していると。

個性を表現したいは表面に過ぎないのではないか

と思うようになった。

マーケティング分野では本人すら認識できていない行動のきっかけをインサイトと言うらしい。

人間は自分で思っているほど頭で考えていなくて、無意識が大きな部分で行動を支配しているのだとか。

そこで冒頭の話に戻るけどみんな世界にちょっとした影響を与えたいんじゃないか、Hicarix Badgeで喜ばれているのは「自分で変えられること」そのものなんじゃないかと考えるようになった。

プロダクトへの落とし込み

とはいえどういう形で完成形に落とし込むかについては考えつかない。

自分で変えられる体験だけならありふれている。

昨年の11月5日の夜中3時に目が覚めて眠れなくなり、その時ふとプロダクトへ落とし込みのアイデアが浮かんできた。結構いいんじゃないかな、と、とりあえずスマホにメモしてもう一度寝た。

だいたいこういう時は朝起きて見たら「なんだこのクソアイデアは」と思うものだが朝になっても良いように思える。

曲線デザインは無茶苦茶難しい

Hicarix Badgeはとても直線的なデザインだった。

HicarixBadgeのデザイン↑は直線を多用している

Hicarix Badgeはもともとテクノロジーや工学から生まれたプロダクトで、その影響がそのまま表われている。

ごく初期のラフスケッチ。現代版の勾玉みたいな。

新作は曲線的なデザインにして工学っぽさやテクノロジー感をなるべく消したい。

これもHicarix Badgeを作り続けてきた中で感じた変化だ。

ラフスケッチ②ラピュタの飛行石をスリムにした感じ。

しかし直線的なデザインに比べて曲線的なデザインは難易度が跳ね上がる。

直線的なデザインは「長さ」や「角度」といった限られたパラメータで成立するが、曲線的なデザインはカーブの滑らかさやつながりといったより繊細で曖昧な要素で構成される。

僕は直線的なデザインならほぼ目的の形を作ることができるが、曲線的なデザインは運がよかったらできる…みたいな感じ。

悪戦苦闘してやっと納得できる形状になったのが2月下旬ごろ。結構時間がかかってしまった。

つづく。

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