義理チョコにしか見えない手作りチョコの作り方

tirol_choco_choco_screen_shot
標準

 

どーも(^-^)/岡本です。

 

突然ですが、

DSC_34163

チロルチョコって、美味しいですよね。

 

値段もリーズナブルなので義理チョコの代名詞ですが、

 

今回はこの、

チロルチョコを、チョコレートで作ります!

 

…は?

何言ってんだこいつ。

チロルチョコは元からチョコレートだろ。

 

…と、思うかも知れませんが、まぁ、読めば分かります↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

tirol_choco_choco_screen_shot

それでは、まずイラストレーターというパソコンソフトで、元となるチロルチョコのパッケージを作成します。

 

screenshot_milk_namacream

そして、そのデータを元に加工用のデータを作ります。(↑は加工のシミュレーションです。)

 

続いて、

DSC_3197

このCNCフライス盤という機械を使っていきます。

 

CNCフライス盤とは、簡単に言えば、今流行りの3Dプリンタの逆の機械です。

3Dプリンタが樹脂を積み上げて形を作るのに対し、CNCフライス盤は材料を削り出して形を作ります。

 

DSC_3198

この高速で回転する刃が前後、左右、上下に自由自在に動き、形を削り出していきます。

実は、この刃は少しでも無理な力が掛かると折れてしまい、一本数千円もするので折るとかなり痛いです。

 

DSC_3202

一本折りましたけど、イラストレーターで作ったデータそのままの「生クリーム入り」が出来ました。

 

その様な感じで、

DSC_3211

他の部品も、どんどん作っていきます。

 

DSC_3213

そして出来上がったパーツを、弁当箱の蓋に並べ、

 

DSC_3215

食品用シリコンを計量し混ぜます。

 

DSC_3441

このシリコンは二種類の液を混ぜ合わせると固まります。

 

DSC_3220

気泡が入らない様に、弁当の蓋にそっと流し入れたら、一晩置きます。

 

DSC_3223

翌朝、(見た目は変わってないですが)食品用シリコンが固まりました。

 

DSC_3232

シリコンを蓋から剥がします。

フニャフニャしていてグミくらいの硬さです。

 

続いて、

DSC_3321

チョコレートを買って来て、

DSC_3326

刻んで、

 

DSC_3329

湯煎して融かします。

 

そして、先ほどのシリコン型に流し込みます。

 

DSC_3242

冷蔵庫で冷やして固めた後、シリコン型からチョコレートを抜けばパーツが完成…

 

…するハズだったのですが、

DSC_3246

チョコレートが型から抜けません。

何度やってもバリバリに割れてしまいます。

ネットで調べると、シリコン型にバターを塗ると抜きやすいという情報も見つけましたが、それも上手く行きませんでした。

 

 

あれ?これ、不可能なやつじゃん!

 

そんなに甘くなかったですかね。

チョコレートだけど。

 

 

 

と、半ば諦めていた所、

ふと、気付きました。

 

silicone_mold1
シリコン型はフニャフニャなので、

silicone_mold2
こんな感じで型からチョコレートを割らずに抜くことが出来ます。

silicone_mold3
しかし今回の様に、チョコレートに穴があると、

silicone_mold4
この部分が引っ掛かって割れるんじゃないかなと。

 

それなら、
silicone_mold5
これだったら行けるかもしれません。

そして、
silicone_mold6
チョコレートを全体的に大きくすれば強度もアップするはずです。

 

という事でやり直します。

DSC_3330

穴は貫通させず(非貫通型)で、大きさを1.5倍くらい大きくしました。

 

DSC_3331

再びチョコレートを流し入れ、

DSC_3341

固めます。

すると、

DSC_3343

今度は型からうまく外せました\(^∇^)/

 

次に、

DSC_3347

100均で買って来た色付きチョコレートを穴に流し入れます。

DSC_3348

こんな感じで表面張力っぽく、はみ出してしまったので、

DSC_3349

フォークで刮ぎ取ります。

DSC_3352_1

同じ要領で繰り返します。

 

同様にして他のパーツも作り、

DSC_3365

融かしたチョコレートで接着します。(フォークで押さえて固定しています)

正面からそれっぽく見えれば良いかなと思って、今回作ったのはこの3つの面だけです。

このまま固まるまで待ちます。

 

 

続いて、チロルチョコのミルク味を作ります。

DSC_3310

再びCNCフライス盤でアクリルを削り出しました。

この黄色と赤のアクリル板は別々に削り出した物ですが、

DSC_3309

ほら。ピッタリ!

CNCフライス盤って凄くないですか。

 

これを、

DSC_3370

同様にシリコンで型を取ります。

 

DSC_3374

100均の色付きチョコレートの白と黒を流し入れ、冷蔵庫にいれます。

 

DSC_3384

固まったのこちら。

原型がピッタリだったので、こちらもピッタリとはまります。

 

DSC_3386

こちらにも色付きチョコレートを流し入れ、フォークで余計な部分を刮ぎ取ります。

 

DSC_3435

ミルク味も他のパーツを作り、チョコレートで接着します。

 

完全にチョコレートがくっ付いたら、

DSC_3478

クルッとひっくり返します。

 

DSC_3479

コーヒーヌガー味もひっくり返しますと。

 

DSC_34062

じゃーん!

チョコで作ったチロルチョコが完成しました!!

その名もチロルチョコチョコです。

 

結構良い感じに出来たんじゃないでしょうか。

 

本物と見間違える人もいるかも知れません。

 

…え?そこまでじゃ無いって思いましたか?

 

じゃあ、皆さん、

気付いてましたか?

 

 

今回の記事の一番最初の

tirol_upper2

この写真。

これは、チロルチョコ(本物)の写真ではなく、今回作ったチロルチョコチョコ(偽物)の写真でした。

 

良く見ると、

tirol_upper_zoom

ほら。チロルチョコチョコって書いてありますね。

気になった方は最初を見直してみてください。

 

手作りチョコチロルチョコの区別さえ付かなかった人のために「私の目はフシアナです」ボタン置いておきますね。

tirolchocochoko_fushiana
(↑↑クリックするとツイッターでつぶやけます)

 

最初から見破っていた人のための「こんなん余裕っすわ」ボタンもあります。

tirolchocochoko_yoyu
(↑↑クリックするとツイッターでつぶやけます)

 

いやぁ、今回は思った以上に大変な作業でしたわ。。。

とりあえず、こんな所です。では(^-^)/~

 

 

 

 

——–
(追記)

こちらの記事は、デイリーポータルZ様とオモコロ様が共催する「第1回 日本おもしろ記事大賞」にて佳作に選出していただきました。

オカモトラボ
チョコで「パンのあれ」作りました。ヴィレヴァンで「鼻の穴皿」販売中。スマホアプリ&ウェブサービス公開中。DPZ新人賞佳作/日本おもしろ記事大賞佳作/ヤフー課題解決エンジン賞受賞/ものづくり文化展「面白いで賞」受賞ほか。(⇒もっと詳しく)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です